利益の貯めこみ具合が異常!TOB,MBO関連株のユニゾホールディングスを分析してみた!!
以前取り上げた過去から学ぶ記事において登場しました「ユニゾホールディングス」の分析です。時価総額は直近の有価証券報告書における日付のものです。
清算価値
※マイナス資産=貸倒引当金+総負債+被支配株持分
※清算価値の出し方は「やさしい株のはじめ方」参照
財務状況
2010年以降の平均自己資本比率は13 %→ 不動産業の自己資本比率は37 %なのでとても悪い
配当
2010年以降の平均配当利回り2.9 %→平均配当利回りは高い
純利益の安定性
2010年以降赤字なし。標準偏差が67 %と業績は不安定
1株純資産推移
2010年から+68 %→資産を順調に積み上げている
利益剰余金
2010年から+474 %→利益を順調に貯めこんでいる
総合評価
清算価値 | ◯ |
---|---|
財務状況 | × |
配当 | ◯ |
安定性 | △ |
純資産 | ◎ |
剰余金 | ◎ |
コメント
確かに負債が大きく、自己資本比率が低いというマイナスの点がはっきりと見えますが、不動産を加味したら、清算価値はプラスですね。利益に関しては、10年前と比べ5倍近く貯めこんでいることも分かります。この時点で不動産バリューということがしっかり分かりますね。
※自分の個人的な概算・見解なので、間違った情報があるかもしれません。情報を鵜呑みにしないようにしてください。投資の判断は自己責任でお願いいたします。