TOBに気づくのは難しい!?TOB,MBO関連株のネットイヤーグループを分析してみた!!
以前取り上げた過去から学ぶ記事において登場しました「ネットイヤーグループ」の分析です。時価総額は直近の有価証券報告書における日付のものです。
清算価値
※マイナス資産=貸倒引当金+総負債+被支配株持分
※清算価値の出し方は「やさしい株のはじめ方」参照
財務状況
2010年以降の平均自己資本比率は68 %→ 情報・通信業の自己資本比率は63 %なので良い
配当
2010年以降の平均配当利回り0.6 %→平均配当利回りはとても低い
純利益の安定性
2011, 17, 19年に赤字。標準偏差が623 %と業績は非常に不安定
1株純資産推移
2010年から−2 %→資産を積み上げていない
利益剰余金
2010年から−3 %→利益を貯めこんでいない
総合評価
清算価値 | △ |
---|---|
財務状況 | ◯ |
配当 | ✕ |
安定性 | ✕ |
純資産 | ✕ |
剰余金 | ✕ |
コメント
私基準の評価は良くないです。しかし、TOB前の業績がよく、順調に不採算案件を解消できている、相乗効果が期待できるなどの理由でNTTデータがTOBに名乗りを上げたみたいですね。気づくのはなかなか難しいです。
※自分の個人的な概算・見解なので、間違った情報があるかもしれません。情報を鵜呑みにしないようにしてください。投資の判断は自己責任でお願いいたします。