賃貸等不動産の含み資産に注目!TOB,MBO関連株のテーオーシーを分析してみた!!
以前取り上げた過去から学ぶ記事において登場しました「テーオーシー」の分析です。時価総額は直近の有価証券報告書における日付のものです。
清算価値
※マイナス資産=貸倒引当金+総負債+被支配株持分
※清算価値の出し方は「やさしい株のはじめ方」参照
財務状況
2010年以降の平均自己資本比率は56 %→ 不動産業の自己資本比率は37 %なので良い
配当
2010年以降の平均配当利回り1.5 %→平均配当利回りは低い
純利益の安定性
2010年以降赤字なし。標準偏差が124 %と業績は非常に不安定
1株純資産推移
2010年から+69 %→資産を順調に積み上げている
利益剰余金
2010年から+48 %→利益を貯めこんでいる
総合評価
清算価値 | ◎ |
---|---|
財務状況 | ◯ |
配当 | △ |
安定性 | ✕ |
純資産 | ◎ |
剰余金 | ◯ |
コメント
良いですね。この銘柄は有名なバリュー投資家の方々も保有しており、バリュー投資を目指す方々は、有報をチェックして、何が原因で注目を集めているか考察してみると面白いですよ。さて、この銘柄は過去にTOB, MBOを失敗しています。大株主の動向に注意を払いつつ、乗り遅れないようにしたいですね。
※自分の個人的な概算・見解なので、間違った情報があるかもしれません。情報を鵜呑みにしないようにしてください。投資の判断は自己責任でお願いいたします。